突然「リセチケット」から電話やメッセージが届き、不安になっていませんか。リセチケットは一見するとチケット買取を装っていますが、実態は先払い買取を利用した違法性の高い貸付行為を行う業者で、闇金同様の高額な手数料請求や執拗な取り立て被害が報告されています。

こうした業者からの要求に応じてしまうと、返済不能な負担や精神的なストレスに追い込まれる危険があります。安易に「支払えば終わる」と考えるのは危険で、正しい対処を取らなければ被害が拡大することもあります。

この記事では、リセチケットの実態や危険性、連絡が来たときの適切な対応方法、そして解決に導いてくれる弁護士・司法書士事務所を紹介します。

リセチケットとは

リセチケットは、主に百貨店共通商品券、ギフトカードなどを買い取ると称して運営されている業者です。

公式サイトでは「即日買取」「最大買取率」をうたい、利用者の手元に商品が届く前に代金を振り込む“先払い買取サービス”を提供していると説明しています。

急ぎでお金を用意したい人にとっては魅力的に見える仕組みですが、運営実態や契約条件には細心の注意が必要です。

先払い買取サービスとは

先払い買取とは、買取業者が利用者から商品を受け取る前に代金を振り込む取引形態です。通常の買取では「商品送付 → 検品 → 入金」という流れですが、先払い買取では「入金 → 商品送付」となるため、スピード感はある一方で、悪質業者によるトラブルの温床にもなります。

特に、商品の送付後に高額な手数料やキャンセル料を請求されたり、当初の入金額から大幅に減額されたりするケースが報告されており、法的トラブルに発展することも珍しくありません。

リセチケットの会社概要

会社名	株式会社GroovyDays
代表者	中村憲凡
本社所在地	東京都目黒区大橋2-4-8
資本金	5,000,000円
電話番号	03-5465-5013
古物商許可証	東京公安委員会発行　古物商許可証　第303292220992号

公式サイトには、運営会社名・所在地・電話番号に加えて、「古物商許可証番号」が記載されています。古物商許可は、中古品やチケットを買い取る事業を行う上で必須の許可であり、公安委員会から正式に交付されます。しかし、警察庁が提供する古物商許可証のデータベースを検索したところ、リセチケットの公式サイトに記載されている番号自体の登録はあるものの、別のサイトが登録されているため、虚偽の可能性もあります。

もし許可を持たずに営業している場合、古物営業法に違反しており、利用者が取引を行った場合にも思わぬ法的リスクが生じる恐れがあります。

リセチケットの使い方

公式案内によれば、利用の流れは以下の通りです。

一見するとシンプルで安心できる取引のように見えますが、実際の利用者からは「入金後に追加の手数料を請求された」などの声も上がっています。公式説明と現実の対応が大きく異なる場合もあり、特に初めて利用する人は注意が必要です。

リセチケットは危ない？先払い買取業者の実態とは

リセチケットは一見すると正規のチケット買取業者に見えますが、その運営実態は極めて危険です。利用者の中には「高額な手数料を差し引かれた」「商品発送後に追加請求された」「返済を迫られるような状況になった」という被害報告もあり、先払い買取の名目で違法性の高い貸付行為を行っている可能性があります。このため、安易な利用は非常にリスクが高いといえます。

先払い買取業者とは？闇金との違い

先払い買取業者は、商品やチケットを送る前に代金を振り込み、その後商品を受け取る仕組みを採用しています。一見「借金」ではないため、貸金業登録が不要に見えますが、実際には極端に高い手数料や返金要求があり、実質的には違法な金利での貸付と同等の行為にあたる場合があります。

闇金との大きな違いは「形式上は売買契約である」点ですが、実態としてはお金を貸して利息を取る構造に近く、法律の抜け穴を悪用したグレーまたはブラックなビジネスモデルです。

03-5465-5013はリセチケットからの電話？

最近、ネット上で「03-5465-5013」という番号からの着信報告が多数寄せられています。実際にこの番号はリセチケットの連絡先として確認されており、査定依頼後のやり取りだけでなく、支払い請求や催促にも使われているようです。特に支払いを拒否したり連絡を無視した場合、しつこく電話をかけてくるケースもあるため、安易に応答せず、必要に応じて着信記録を保存しておくことが重要です。
この番号から連絡が来た場合は、焦って対応するのではなく、専門家に相談して安全な解決方法を選びましょう。

リセチケットからの電話はどうしたらいい？

リセチケットから突然電話がかかってきた場合、焦って応じるのは危険です。特に、相手のペースに乗せられて口頭で支払いを約束してしまうと、後々不利な条件を押し付けられる可能性があります。安全に対応するためには、事実確認と証拠の確保が重要です。

無視するのは危険？

リセチケットからの電話を完全に無視することは推奨されません。無視し続けると、以下のような事態に発展する恐れがあります。

無視そのものが違法ではありませんが、相手が攻撃的になる可能性が高く、精神的な負担も大きくなります。そのため、電話は受けても直接交渉はせず、事実だけを確認して専門家に相談するのが安全です。

リセチケットは飛ばすとどうなる？

「飛ばす」とは、支払いや連絡を一切行わずに関係を断つことを指します。リセチケットを飛ばした場合、以下のようなリスクがあります。

想定される行動	起こりうる影響
繰り返しの電話・SMS	精神的ストレスが増す
家族・勤務先への連絡	社会的信用の失墜
法的措置を示唆する脅し	実際の裁判よりも威嚇目的が多いが、不安を煽られる
不当な債務の継続請求	時間が経っても取り立てが続く可能性

飛ばすことで一時的に連絡が減る場合もありますが、ほとんどの場合、別の手段で接触してくるため根本的な解決にはなりません。特に勤務先や家族への連絡を避けたい場合は、早めに弁護士や司法書士へ依頼し、取り立てを止める措置（受任通知）を送ってもらうことが有効です。

リセチケットは返済しなくていい？返済義務がない理由

リセチケットのような先払い買取業者は、形式上は「売買契約」を装っていますが、実態としては高額な手数料を差し引いたうえで短期間の貸付を行う実質的な金銭貸付に該当する場合があります。

貸金業登録をせずに貸付を行うことは貸金業法違反であり、さらに法定金利を大幅に超える利息を取っていれば出資法違反や利息制限法違反にもなります。これらの違法な契約は無効とされるため、返済義務そのものが発生しません。

返済義務がない主な理由

このため、違法業者からの請求に応じてしまうと、不当に支払いを続けることになり、被害が長期化する危険があります。

弁護士や司法書士に相談するのが正解

リセチケットのような業者に対しては、自分だけで交渉するよりも闇金対応に強い弁護士や司法書士に依頼するのが確実です。専門家に依頼すれば、以下のようなメリットがあります。

• 受任通知の送付で、取り立てや連絡を即日ストップできる可能性が高い
• 違法な契約の有効性を法的に判断してもらえる
• 不当請求や威圧的な取り立てから解放される
• 家族や勤務先への連絡を防げる

特に、電話やメールのやり取りの中で支払いを約束してしまった場合や、すでに一部入金してしまった場合は早急な対応が必要です。「少額だから放っておこう」と思わず、早めに専門家へ相談することが被害拡大を防ぐ鍵です。

闇金が返せない人におすすめ！闇金問題に強い弁護士事務所

リセチケットは表向きはチケットや金券の先払い買取業者を名乗っていますが、実態は高額手数料や追加請求を行う危険な業者で、違法な貸付行為に該当する可能性があります。古物商許可証番号の虚偽疑惑や、しつこい取り立て被害も報告されており、安易な利用は大きなリスクです。

電話やメッセージを受けた場合、無視や自己判断での対応は危険で、勤務先や家族への連絡、精神的な負担につながることもあります。返済義務がないケースも多いため、支払いを迫られたら一人で抱え込まず、闇金対応に強い弁護士や司法書士に早急に相談し、安全に解決することが重要です。

よくある質問

リセチケットは安全は業者ですか？

リセチケットは公式には先払い買取業者を名乗っていますが、利用者からは高額な手数料や追加請求、しつこい取り立てなどの被害報告が多数あります。また、公式サイトに記載された古物商許可証番号が警察庁のデータベースに存在しないという疑惑もあり、運営実態の信頼性は極めて低いといえます。安全な取引を求めるなら、こうした不透明な業者の利用は避けるべきです。

リセチケットは闇金ですか？

形式上は「チケット買取」という売買契約ですが、実際には短期間で高額な手数料を差し引くなど、実質的に違法な金銭貸付と同等の行為を行っている場合があります。貸金業登録もなく、法定金利を大きく超える取引が行われている可能性があるため、闇金と同様に危険な存在です。法律の抜け穴を利用したグレーゾーン業者と考えられます。

リセチケットからの電話はどうしたらいいですか？

まずは慌てて応答せず、着信や通話内容を記録しましょう。無視し続けると、勤務先や家族への連絡、さらには精神的な圧力を受ける可能性があります。最も安全なのは、直接交渉を避けて闇金対応に強い弁護士や司法書士に相談し、受任通知を送ってもらうことです。これにより、取り立てや連絡が即日止まる可能性が高まります。