最近「080-8108-4418」から突然電話がかかってきて、不安に感じていませんか？
この番号は、闇金業者「アドバンス」が使用している番号として報告されています。
もしあなたが少しでも「怪しい」と感じたなら、決して放置せず、冷静に対処することが大切です。

この記事では、アドバンスの実態と安全な対応法をわかりやすく紹介します。

080-8108-4418 は “アドバンス” の可能性

ネット上の闇金被害報告サイトや相談掲示板では、「080-8108-4418はアドバンスという業者からの着信だった」という投稿が複数確認されています。
このような業者は、金融庁への登録がない「違法貸付業者（ヤミ金）」であるケースが多く、貸金業法に違反しています。

特に「少額・即日・保証人不要」といった甘い勧誘をしてくる場合は、ほぼ闇金です。
一度連絡を取ると、何度も電話・SMS・LINEで催促される危険もあります。

闇金アドバンスの特徴と手口

闇金アドバンスのような業者は、表向きは「ソフト闇金」や「個人間融資」を装い、優しそうな対応・柔らかい言葉遣いで近づいてきます。
しかしその裏では、典型的な違法貸付・強引な取り立てを行う悪質な業者です。

一見、金融業者のように見えますが、金融庁の登録番号を持たない違法業者です。
つまり、貸金業登録簿（公式データベース）に存在しない＝闇金ということになります。

法外な金利と“日歩計算”による取り立て

闇金アドバンスは、法定利息を大幅に超える金利で貸し付けを行います。
たとえば、次のような条件が提示されるケースが多く見られます。

条件例	内容
貸付金額	3万円〜10万円程度（少額）
返済日数	5日〜10日間
返済額	元金の1.5〜2倍を要求
実質年率換算	数千％〜数万％

これは出資法の上限（年109.5％）をはるかに超える違法金利です。
業者側は「手数料」「保証料」「紹介料」などの名目で金額をごまかしますが、実態は明らかに闇金の手口です。

また、返済が1日でも遅れると「延滞料」としてさらに数千円単位を請求し、“雪だるま式”に増やしていくのが特徴です。

違法な取り立て・脅迫行為

返済が少しでも遅れると、闇金アドバンスは一転して強硬な取り立てモードに入ります。
よくある事例を挙げると以下のようなものがあります。

代表的な取り立て・脅迫パターン

こうした行為は、貸金業法第21条（取立行為の規制）および刑法第222条（脅迫罪）に明確に違反します。

特に「会社に電話をかけられる」「家族に知られる」といった恐怖を利用して、支払いを強要するのがアドバンス型の典型です。

名義貸し・口座詐取のリスク

闇金アドバンスは貸付金以外にも、「あなたの名義」を利用して違法な行為を行うケースがあります。

よくある詐取・悪用パターン

結果として、名義貸し・マネーロンダリングの片棒を担がされることになります。
こうした行為に知らずに関与すると、被害者であっても刑事責任を問われる可能性があります。

SNS・LINEを使った巧妙な勧誘

近年、闇金アドバンスを含む違法業者はSNS経由で勧誘を行う傾向があります。
特にTwitter（現X）、Instagram、LINEオープンチャットなどで「#個人間融資」「#お助け融資」と検索すると、業者が潜んでいます。

一見、個人間取引のように見えても、背後では闇金グループの一部が運営しています。
「アドバンス」という名称も、過去に複数のSNSアカウントで使われており、偽名・通称を頻繁に切り替えるのが特徴です。

どれか一つでも当てはまる場合、アドバンス型の闇金被害に巻き込まれている可能性が高いと考えてください。
次の章では、実際に電話が来たときにどう動くべきか、具体的な対応ステップを紹介します。

なぜあなたに電話がかかるのか

「なぜ自分の番号を知っているの？」「どこから情報が漏れたの？」
──これは闇金被害者のほとんどが抱く疑問です。

実は、闇金アドバンスのような業者は無作為に電話をかけているわけではありません。
多くの場合、何らかの経路で流出・共有された個人情報をもとに、ターゲットを絞って連絡しています。

情報流出ルート①：過去のローンや金融利用履歴

闇金業者が最もよく利用するのが、「金融事故者リスト」や「ブラックリスト」と呼ばれるデータです。

よくある情報源

これらの情報は、本来なら非公開ですが、悪質な情報ブローカーが名簿として闇金業者に販売している実態があります。
「過去に借入歴がある人＝お金に困る可能性が高い」という理由で、狙われやすいのです。

情報流出ルート②：ネット融資・副業・投資サイト

う一つの典型的なルートが、インターネット経由の情報収集です。
闇金アドバンスは、「即日融資」「副業支援」「個人間融資」などの名目で偽装サイトやLINE登録ページを運営し、個人情報を集めています。

代表的なパターン

入力されたデータはそのまま闇金グループ内で共有・転売されます。
一度でも申し込みを送信すると、複数の業者から立て続けに電話が来るという被害が多発しています。

情報流出ルート③：SNS・求人・副業フォーム

近年特に増えているのが、SNS経由での情報取得です。
アドバンスのような業者は、Twitter（X）やInstagram、LINEオープンチャットなどで「#個人融資」「#お助け融資」「#主婦OK」などのハッシュタグを利用し、投稿者にDMを送ります。

• 「お金に困ってる方だけ連絡ください」
• 「副業で即日3万円お渡しします」

といった投稿をクリック・返信しただけで、電話番号やアカウントが業者に把握されます。
さらに、SNSで登録したプロフィール・勤務先・住所の断片情報が組み合わせられ、本人特定に使われることもあります。

情報流出ルート④：闇金間の“顧客共有ネットワーク”

闇金業界は、独立した業者の集まりに見えて、実は裏で顧客情報を共有するネットワークが存在します。
一度でも返済を遅延したり、他業者から借りたりすると、その情報が横流しされ、次の業者にリストとして渡ります。

これを「ローテーション貸付」と呼びます。

つまり「A社で返済できなかった人」が「B社（＝アドバンス）」のリストに載る、という構図です。

そのため、

「一度借りた別業者とは関係ない番号から電話が来た」
というケースでも、実は内部で繋がっている可能性があります。

「080-8108-4418」から電話が来たのは、偶然でも間違い電話でもありません。
過去の金融履歴やネット登録情報が何らかの形で流出し、アドバンスのような闇金業者のリストに載ってしまった可能性が高いのです。

そして一度リストに載ると、放置しても電話は止まりません。

まずやるべき対応策（080-8108-4418から電話が来たとき）

闇金から電話が来ると、多くの人は「どうしよう」「無視していいのか」と動揺します。
しかし、闇金業者の狙いはあなたの“焦り”です。冷静さを失った瞬間に、ペースを握られてしまいます。

この3つを守るだけで、被害の拡大を防げます。
闇金業者は「今すぐ」「今日中に」など急がせる言葉を多用しますが、慌てて対応してはいけません。

着信拒否・SMSブロックを徹底する

最初にやるべきことは、電話番号をブロックすること。
闇金業者は複数の番号を使うため、1つ拒否しても別番号からかかってくる可能性があります。
それでも、「反応しない姿勢を見せる」ことが重要です。

電話・メッセージの証拠をすべて残す

将来的に専門家へ相談する際や、警察・弁護士に被害を証明する際に証拠の有無は非常に重要です。
相手の発言・メッセージ内容を可能な限り保存しておきましょう。

証拠として有効なもの

• 通話履歴（日時・回数・番号）
• 通話録音（業者名・担当名・脅迫発言など）
• SMS・LINEのメッセージ履歴（スクリーンショット）
• 要求された振込先口座番号
• メールやSNSのメッセージ内容

相手と関わらない・返済を約束しない

「もう借りてしまった」「少しだけ返せば終わるかも」と考える方も多いですが、一度返すと永遠に請求されます。

闇金は返済を確認すると、次のように行動します。

これは「返済した＝カモリスト入り」を意味します。
たとえ1円でも返してしまうと、被害が止まりません。

弁護士・司法書士へ早期相談する

闇金からの電話は、個人で止めることはほぼ不可能です。
最も効果的なのは、専門家（弁護士・司法書士）に依頼し「受任通知」を送ること。

受任通知とは？

弁護士・司法書士が「この依頼者の件は私が対応します」と正式に通知する文書のこと。
この通知が闇金に届くと、法的に取り立てが禁止されます。

費用は1件あたり2〜5万円前後で、後払い・分割OKの事務所も増えています。
無料相談を活用し、まずは現状を話すことから始めましょう。

この3つを守るだけで、ほとんどの闇金被害は収束します。
特に「受任通知」後は、業者が一切連絡できなくなるケースが多いです。

アドバンスの対応におすすめ！闇金問題に強い弁護士事務所

なぜ個人対応では危険なのか｜専門家に依頼すべき理由

闇金は“法を無視する相手”だから個人では太刀打ちできない

まず理解しておきたいのは、闇金アドバンスのような業者は法律の外で動く存在だということです。
いくら理詰めで「利息が高すぎる」「返済義務はない」と主張しても、彼らには通用しません。

闇金の世界では、「支払った者が弱者」「沈黙した者が勝者」という独自ルールで動いています。
つまり、常識も法も通じない相手に、個人で立ち向かうのは極めて危険なのです。

彼らにとって“あなたが怖がっている”ことは最大の武器。
少しでも怯えた態度を見せると、「まだ絞れる」と判断されます。

専門家（弁護士・司法書士）は「合法的に闇金を止められる唯一の存在」

闇金に対して法的に強いのが、弁護士・司法書士による「受任通知」です。
これは「この依頼者の件は私が対応します」という正式な通告であり、届いた時点で闇金は一切の取り立てが禁止されます。

受任通知の効果

闇金は、弁護士が関与した瞬間に「もう稼げない」と判断し、ほぼ確実に撤退します。

実際の被害事例と解決までの流れ

事例1：パート勤務の女性（30代）

「1万円借りたら3日で1.5万円返せと言われた」

「即日融資OK」「スマホだけで完結」と書かれたサイトで申し込みをしたところ、すぐに“アドバンス”という業者から電話がありました。1万円を振り込まれたのですが、3日後に1.5万円を返すよう要求されました。返済が1日遅れると、“職場に電話するぞ”“家族にも言う”と脅され、眠れない日が続きました。」

この方は、闇金被害に多い「短期高利貸付（通称トゴ・トイチ）」の典型例です。
相談当日に弁護士が受任通知を送付し、その日の夜には連絡が完全に止まりました。
返済済みの利息も「不当利得」として返還請求が認められ、経済的にも精神的にも解放されたケースです。

事例2：会社員の男性（40代）

「ブラックでも貸すと言われ、借りたら地獄が始まった」

「過去に債務整理をしていて、どこからも借りられずに困っていました。“アドバンス”という業者にLINEで申し込みをしたら、『大丈夫、審査なし』と即返信。3万円借りて5日後に4万5千円返せと言われ、払えずにいると職場に電話をかけてきました。上司にも知られ、精神的に追い詰められました。」

この男性は、闇金アドバンスの「金融ブラック狙い」型の被害者です。
弁護士が介入して2日で連絡が止まり、勤務先への連絡も正式な警告書で停止。
闇金は「弁護士介入リスト」に登録され、それ以降一切の再接触がなくなりました。

事例3：シングルマザー（20代後半）

「“主婦でもOK”の広告に騙された」

「SNSで“主婦でも即日3万円”という投稿を見て、連絡してしまいました。身分証と通帳の写真を送ったら、すぐに振り込まれました。でも翌日から“返済期限は明日”“利息が増える”とメッセージが止まらなくなり、怖くてブロックしても別の番号から電話が来ました。」

このケースでは、SNS経由で個人情報を抜き取られた典型例です。
弁護士が連携して名義悪用の防止措置（銀行・携帯キャリアへの通報）を行い、同時に闇金への受任通知を発行。
被害拡大を防ぎ、個人情報の再流出リスクを最小化できました。

落ち着いて、証拠を残し、専門家へ相談を

闇金アドバンスのような業者は、あなたの「沈黙」と「不安」を餌にしています。
でも、その力はあなたが声を上げた瞬間に消えるのです。

• 出ない
• 証拠を残す
• 専門家へ相談する

この3つの行動が、あなたの生活を守る最も確実な方法です。
闇金の恐怖は、放置すれば続きますが、正しい一歩を踏み出せば1日で止まることも珍しくありません。

「080-8108-4418からの電話が止まった」
その安心を、あなたも手に入れましょう。
今が、その第一歩です。

よくある質問

支払いを止めたら裁判されませんか？

結論から言えば、闇金が裁判を起こすことはありません。
なぜなら、闇金はそもそも「貸金業登録」をしていない違法業者であり、裁判を起こした時点で自らの犯罪を公にすることになるからです。
また、闇金が交付する契約書や振込履歴は、法的に無効なものとみなされます。
仮に「訴える」「裁判を起こす」と脅されたとしても、それは脅迫の一環にすぎません。
裁判のように見せかけて偽書類を送りつけるケースもありますが、実際にはただの虚偽文書です。
一切相手にせず、弁護士に受任通知を出してもらえば即日で解決できます。

家族や職場に電話が来たらどうすればいいですか？

闇金アドバンスのような業者は、あなたが反応しないと、家族・勤務先に電話してプレッシャーをかけることがあります。
しかし、これは貸金業法第21条で明確に禁じられた「第三者への取立て」に該当する違法行為です。
もし家族や職場へ連絡があった場合は、日付・時間・内容を記録しておき、すぐに専門家へ共有してください。
弁護士が介入して受任通知を送れば、その瞬間に一切の連絡が止まります。
家族や勤務先に「弁護士が対応しています」と伝えるだけで、相手もすぐ引き下がることがほとんどです。
焦らず、記録＋専門家介入の2ステップで対応しましょう。

「支払いを続けないと家に行く」と言われました。どうすれば？

これは典型的な脅迫行為（刑法第222条違反）にあたります。
実際に家まで来るケースは稀ですが、相手が本当に来るかもしれないという恐怖を利用し、支払いを強要する手口です。
この場合は、録音を取り、警察と弁護士の両方に連絡してください。
特に音声データは強力な証拠になります。
また、弁護士が受任通知を出した後に訪問や脅迫を続けた場合、業者側は即逮捕の対象となります。
一人で恐怖を抱え込まず、法的機関に保護を求めることが最も安全です。

同じような電話が他の番号からも来ています。関連しているのでしょうか？

はい、その可能性が高いです。
闇金アドバンスのような業者は、複数の電話番号・名義を使い分けるグループ型組織です。
ひとつの番号をブロックしても、別番号から「関連会社」「サポート部門」などを名乗って連絡してくることがあります。
これは「ローテーション貸付」と呼ばれる、闇金グループの典型的な手口です。
全て同系列と考え、出ない・記録する・弁護士にまとめて報告するのが最善です。
同一人物が複数名義で動いているケースも多いため、複数番号でも一括で対応できます。